【アコギおすすめのメーカー30選。ブランドの違いって何?】

アコギおすすめ

私の好きなアーティストが使っている憧れのあのアコギ。いいなぁ。はたまたギターに詳しい友人が一押しのブランドにも心魅かれるし……。

さてさて、とりあえず楽器屋さんへ。あぁ、もう壁一面に並んでるアコギの種類に圧倒されて、ますます分からなくなります。

アコギメーカー、これだけいろんな種類があるともうどれがいいのか正直分からなくなりますね。

そんな悩みを抱えている皆さまのために!

アコギおすすめメーカー30種、各メーカーの特徴と主要なギターを、アルファベット順にご紹介します。

外国産アコギメーカーおすすめ19選

各メーカーの特徴と主要なギターをアルファベット順にご紹介します。

Ayersエアーズ

エアーズギター公式サイト

1996年台湾にて黄氏により創設。どうしたら高品質のギターを手頃な価格で提供できるかを、とことん追求した黄氏は、工場をベトナムに置き、世界的に有名なルシアーの監修のもとギター製作に着手しました。

優れた木工芸品の産地であるベトナムにて、完全手工ギターを製作。昔ながらの製造過程にこだわり、高い技術力で世界的に評価を得ているベトナムのクラフトマンが完全ハンドメイドで一本一本丁寧に仕上げています。

日本においては輸入総代理店である新岡ギター教室主宰、新岡大氏の厳しい監修のもとで製作。日本人と共通するベトナム人職人たちの手先の器用さによる緻密なハンドメイドを、随所に活かしたアコースティックギターの数々は、「音色、演奏感、仕上げの美しさ」どれを取っても機械には真似のできない独特の存在感を放っています。

比較的新しいブランドですが、高品質と低価格は多くの人から高く評価され、一度弾いたら虜になると言われています。

エアーズギターサイト

badenベーデン

2007年カリフォルニアにて、Taylor Guitarsの副社長TJ Badenがアコースティックギターの企画開発に携わり、新ブランド「baden guitars」を設立。

「無垢、清楚、ピュア」というコンセプトで、シンプルなデザインを追求し、ボディシェイプは全て独自のカッタウェイの施されたベーデンオリジナルシェイプのa-style(エースタイル)。どんなスタイルにも適応できるという、演奏者の個性を最大限に尊重した仕様になっています。

現在国内では、異なったボディ材(ローズウッド、カンゾー、マホガニー、オバンコール)を使用した、全4種類のラインナップとなっています。

ベーデンギター | Baden Guitars
アコースティックギターブランド Baden Guitars(ベーデン・ギター) 日本正規代理店公式サイトです。ベーデンギターは2021年国内販売開始予定!

Cole Clarkコールクラーク

オーストラリアの木材(ブンヤ、ブラックウッド、クイーンズランド・メイプルなど)でギターを製造することにこわだったギターメーカー。木材は全て単板を使用。

設立者のブラッドレー・クラークーは2001年ギターメーカーMaton(メイトン)から独立しました。クラーク氏は大学で建築学を研究し、プロミュージシャンの経験も持ち、さらにメイトン時代に培った製造技術を生かしながら、繊細かつ頑丈なギターを製作することに成功しました。

最大の特徴は、全てのギターに高機能のピックアップが搭載されていることです。ピックアップは独自に開発された2wayまたは3wayシステムを採用しています。

コールクラークサイト

CRAFTERクラフター

1772年韓国にて創業。1986年「クラフター」ブランドを採用。手頃なプライスで、ヨーロッパとりわけイギリスではトップクラスの人気を誇っています。

人気の理由として、アバロン・モザイク、パーロイドといった素材による繊細な装飾を施しした工芸品のように美しいルックスがあげられます。美しいルックスですが、手の届きやすい価格を実現しているのも、人気の理由と言えるでしょう。

また、12弦モデルやエレガットなども製造しています。また、エレキアコースティックベースやソリッドボディのエレアコなどバラエティーに富んだラインナップにも注目されています。

クラフターサイト

Dobroドブロ

ギブソンが所有するリゾネーターギターのブランド。「リゾネーター・ギター」とは、ボディにアルミのコーンが備え付けられていて、オーディオスピーカー同様、このコーンによって音を拡張させる仕組みになっているギターのことです。スピーカーのコーンが電気信号と磁石によって振動させるのに対し、この「リゾネーター・ギター」は直接弦で振動させます。

この仕組みを考案したトピエラ兄弟が、1928年アメリカにて自身のブランドDobro(ドブロ)というかブランドを設立しました。

このリゾネーターギターですが、主にカントリーやブルーグラスなどの音楽分野で使用されています。

rakutenドブロ販売ページ

Eastmanイーストマン

長年バイオリン、チェロ、コントラバスなどの弦楽器を作り続けてきた、アメリカのメーカー。

音楽の勉強をするため中国からアメリカに渡っていたチェン・ニ氏が、1992年ボストンにてイーストマン社を設立。楽器の輸入卸売事業を経て、弦楽器の製造・販売を始め、1995年、中国・北京に自社工場を設立し生産を開始しました。

全モデルに単板削り出しを採用し、また、独特なボディ形状により、ボディ全体に響き渡るように鳴るギターを完成。

さらに中国工場での生産のため、低価格で品質の高い、コストパフォーマンスの高いギターを販売することに成功しました。アメリカ、アジア、ヨーロッパでも高い評価を得ています。

イーストマンサイト

Epiphoneエピフォン

20世紀初頭、バイオリンやマンドリン、バンジョーに製作から始まりアメリカにて1928年エピフォン社としてギター製作も始まりました。と、同時にギターに関係した様々な発明をし商品化していきました。1957年ギブソンに買収され、1980年代後半からギブソンの廉価ブランドにシフトしていきました。今ではギブソンのセカンドブランドとして、多くの人に認知されています。

パーツや木材といった部分で品質はギブソンほど優れてはいませんが、基本的な設計はギブソンと同様です。大きな違いとしては、ギブソンではラッカー塗装が基本であるのに対し、エピフォンは一部の限定モデルを除いてポリウレタン塗装となっています。

一般的にエピフォンはギブソンの廉価ブランド、という位置付けとして知られていますが、現在でもいくつかのオリジナルモデルがリリースされています。

エピフォンサイト

Fenderフェンダー

フェンダー公式ショップ

1938年アメリカ・カリフォルニア州にてラジオ受信機や音響機器の修理を行っていた「フェンダー・ラジオサービス」が後にスティールギターとアンプの製造を開始。1946年楽器メーカー「フェンダー」となりました。その後様々なモデルを発表し、これまでにいくつもの名器を世に出しています。

現在ではアメリカ、メキシコ、中国などに工場があり、それぞれの工場、工程、職人によって様々なラインナップが存在します。

中でも、フェンダー・ジャパンのギターは本家USAより安価にもかかわらず、侮れない品質であること、日本人向けに使いやすくしてあること、他のブランドにないカラーバリエーションを揃えていること、などから多くの日本人に愛されています。

フェンダーサイト

Furchフォルヒ

1981年チェコスロバキア社会主義共和国の時代、ブルーグラスプレイヤーであったFrantisek Furch(フランティッセク フォルヒ)氏が自らと仲間の為に製作したのが始まりです。その後試行錯誤を繰り返し1993年にはギターメーカーとなりました。

2003年より日本でも販売を開始し、品質とコスパで多くの人に愛されるギターとして多くの人に知られるようになりました。

フォルヒギターの魅力は柔らかく落ち着いた響き、良質な材、シンプルでクラシカルなデザインが魅力です。欧州ギターらしさを十分に感じることができます。

2011年で創業30周年、ますますラインナップも拡充しています。

フォルヒ公式サイト

Gibsonギブソン

ギブソン公式サイト

1894年創業以来100年以上に及びジャンルを超え、何世紀にもわたるミュージシャン達やギター愛好家達の最高のサウンドを製作してきました。

アメリカの有名メーカー。マーチンと双壁をなします。創業はマーティンより50年遅れた1894年でマンドリン製作から始まりました。

ギブソンのアコギにはどのモデルにも共通して、ギブソンならではの音がある、と言われています。それは特に低音弦の鳴り方に現れ、パワフルなストロークプレイに特に有効です。

独特なクセや雰囲気のある音は多くの人の心を捕らえて離しません。また、コンデンサマイクで録音することを念頭に置いた設計をしていて、録音した音はバランスが良くミックスしやすいという特徴があります。

ギブソン公式ページ

Guildギルド

ニューヨークで1940年から楽器店を経営していたアルフレッド.ドロンジによって、当時経営状態が悪化し工場を閉鎖せざるを得なかったエピフォンの職人を参加させてギルド・ギターズとして設立しました。

ギルドギターの特徴としては、サイドとバックに合板を使用しているために重量感があるボディとなっています。

音は大きく重厚で温かく、澄んだ高音域が特徴となっています。

偉大なミュージシャンに支持されてきた実績があり、通好みのギターという位置付けで人気があります。

ギルド公式ページ

Larriveeラリビー

ラリビー公式サイト

カナダを代表するアコギメーカー。ジーンラリビー氏により1968年設立されました。

良い木材を求めて世界を飛びまわるウッドサプライヤー(木材卸)もしているため、木材のグレードはトップクラスです。

そして常にミュージシャンのニーズに耳を傾ける、という理念で生み出される製品は数々のアーティストを魅了してやみません。

ラリビーギターは分離の音でバランスが良く、しっかりした音量音圧だと思う鳴ります。ソロギター、フィンガーピッカーに人気があり、どんな価格帯でも最高のサウンドを提供しています。

ラリビー公式サイト

LOWDENローデン

1974年以来40年にわたって製作の経験を持つルシアー、ジョージローデン氏が率いるローデン・ギターズは、北アイルランドを代表するアコギの名ブランドです。

世界的に有名なギターメーカーの多くが、アメリカのヴィンテージギターの流れを汲むモデルをラインナップとして製作しているのに対して、ローデンは一貫してオリジナルデザインのギターを作り続けてきました。

ローデンのギターは独自設計のブレイシングを持つ大型で丸みの強いボディが生み出す、深みのある響きに特徴があります。世界的に有名なギタリストたちからも幅広く愛されています。

ローデン公式サイト

Martinマーチン

1833年ギター製作のためにドイツからアメリカに移住したクリスチャン・フレデリック.マーティンが創業しました。

1934年に発表された14フレッド.ドレッドノートが世界中のアコースティックギターの標準規格となり、マーティンを代表するD-28やD-35などベストセラーモデルが生まれました。

多くのメーカーやクラフトマンがマーティンギターを仕入れては分解して構造を研究してきました。ヤマハ、モーリス、Kヤイリをはじめる国内メーカーもマーティンのコピーモデルを生産するところからスタートした、と言われています。

世界中のギタリストに愛されている、憧れの高級ギターブランドとして不動の位置を占めています。

マーチン公式サイト

Ovationオベーション

オベーションは元々航空会社カーマン・コーポレーションの子会社としてアメリカにて1966年設立。航空機で培ったテクノロジーをギターに転用するという大胆かつ画期的な発想で斬新な設計のギターを製造したのが始まりです。

1970年代に次第に浸透していき、エレアコの定番機種として支持を集めるようになりました。

オベーションギターの特徴としては、ボウルバック又はラウンドバックと呼ばれるボディ形状で、一般的なギターが表板と裏板がほぼ同じ形状をしているのに対し、西洋梨を縦に割ったようなお椀状になっています。これによボディで反響した音が表板のサウンドホールに集中して向かうという音響効果を意図しています。

オベーション公式サイト

Seagullシーガル

シーガルは1980年代に誕生した、カナダケベック州の小さな村で作られているギターメーカーです。

豊富な森林資源に恵まれているカナダにて、ギターの木材を探すには持ってつけの環境なため、木材輸入にかかる関税や輸送料といった原材料コストを抑えることができるため、高品質なギターをリーズナブルな価格設定で提供することが可能になっています。

シーガルギターはトップ板に合板ではなく、贅沢な単板の木材を使用しているため美しいサウンドのギターとして多くの人から愛されています。

シーガル公式サイト

Sepia Crueセピアクルー

中国にて製造。歴史はないブランドで、とにかく安価。

チューナー付きが8000円程で購入できます。

音質など抜きにして、ちょっとギターをかじってみたい方にはいいかもしれません。

長持ちもしませんので、買ったらどんどん練習して引き倒すのが良いでしょう。

放っておいて時間が経過すると、ネックが曲がったり、どこかが割れたり剥がれたりする可能性が高いです。

セピアクルー販売ページ

Taylorテイラー

テイラー公式サイト

1974年アメリカ・カリフォルニア州・サンディエゴにて創業。

木材の厳選から加工、仕上げなど細部に至るまでテクノロジーとクラフトマンシップを組み合わせる合理的な生産工程により、アコギメーカーの中でも先進的なブランドとしての位置を確立し、アメリカン・アコースティックの主流となりました。

世界のミュージシャンに愛されていて、シェアはトップクラスです。

ギターは弦高が低めで弾きやすく、軽くシャープなサウンドです。

2001年以降すべてのテイラーギターには、NTネックと呼ばれる構造を採用しており、ネックアングル再調整を簡略化しました。誰もが弾きやすいと感じるギターを追求しています。

テイラー公式サイト

Zemaitisゼマイティス

幼少時代から物作りにたけていたトニー・ゼマイティス。1950年ギターに興味を示し、独自で設計製作 したのが始まり。

その後もギター製作のとりこになり、1965年ギター製作家として本格的に歩み始めることになりました。

上質なサウンドと彫刻やインレイによる美しい装飾はゼマイティスギターの特徴で、多くの人を魅了しています。

トニー氏自ら設計したギターはヴィンテージ・ゼマイティスと呼ばれ、コレクターの愛用する楽器になっていて、ヴィンテージ市場に出回ることもほとんどありません。

彼の死後、経験あるクラフトマン達の手により、ゼマイティスギターが製作され続けています。

ゼマイティス公式サイト

国産アコギメーカーおすすめ11選

こちらもアルファベット順で並べてみました。

Chakiチャキ

1947年京都にて茶木弦楽器製作所が創業されたのが始まり。コントラバスを中心に弦楽器の製作・販売・修理をしていましたが、その後1961年以降辻四郎氏がピックギター作りを始め、1990年「茶木弦楽器製作所」は「チャキ」と社名を変えました。

辻四郎氏は1974年、富山の自宅に工房を備え、現在では“S.Tsuji”のブランド名でオーダーメイドのアコギを製作しています。

全体的な評価としては 鳴らないギター、と言われながらも、このチャキギターの音色が好き、と言うユーザーも多く、現在もピックギター、ウッドベースを中心に手作りにこだわり続けて製作されています。

gakki.com内のチャキ紹介ページ

HEADWAYヘッドウェイ

ヘッドウェイ公式サイト

長野県にて家具職人をしていた百瀬恭夫氏が、1964年に「富士楽器製造株式会社」に入社し、ギター職人へと転職。1969年に入社した「有限会社林ギター」で作っていたギターが、卸売業者「株式会社クロス楽器」の八塚恵氏の目に留まり、百瀬氏の技術と情熱に惚れ込んだ八塚市が日本で最高品質のギターを作ることを目指し、1977年に「株式会社ヘッドウェイ」を立ちあげました。1980年代国産アコースティックギターの最高峰として、数々の銘器を世に送り出し、多くの人から支持を受けました。

その後アコギの製造は一時的に休止を挟みますが、現在は大型工場での製造と、小規模工房での製作との利点を合わせてたハイブリッド方式で生産を再開し、今に至ります。

高級木材を使用して、素晴らしい音質と、耐久性を兼ね備えた高精度な技術を駆使した高品質ギターは、多くのミュージシャンに愛用されていることで有名です。

ヘッドウェイ公式ページ

Ibanezアイバニーズ

1908年、愛知県名古屋市に拠点を構える星野書店が、当時学校教材として楽器を扱い始めたことから1929年スペインのギターを中心に世界各地の楽器を輸入、販売を会社したことから始まりました。1970年代にはオリジナルギターを次々と発表。その後も変わらず数々の一流プレイヤーとのコラボを続けています。

アイバニーズのアコギは、独自開発のブリッジと極薄のネックによって、コードを押さえやすく、またボディの厚みも若干コンパクトな作りになっています。そのため、ギターを始めたばかりの初心者や小柄なプレイヤーにもフィットする大きさです。

アイバニーズ公式サイト

K.yairi K.ヤイリ

K.yairi公式サイト

矢入儀一氏創設の矢入楽器製作所を前身とする岐阜県可児市のアコギメーカーです。戦後二代目の矢入一男氏が「これからは日本もギターを作って売る時代になる」という言葉に大きな未来を感じ、単身アメリカへ。本場のギター作りを学び、帰国後1965年に「ヤイリギター」を設立しました。これが「K.yairi」ギターブランドのはじまりです。
材料である天然木の品質には非常にこだわり、職人らによる多種少量の手工生産をしています。

ギターは永久品質保証がされていて、メンテナンスとリペアにも可能な限り対応してもらえる一生ものです。

K.ヤイリ公式サイト

Morrisモーリス

モーリス公式サイト

1960年代、長野県松本市の工場にてギター製作を開始。1972年それまでの「穂高」から「モーリス」にブランド名を改定。

当時のフォークブームも相まって、モーリスギターは年間ピークで33万本を販売る勢いがありました。その後も時代のニーズに合わせて、生産され続け多くの人から愛されています。

モーリスのギターは、マーティンやギブソンが先導してきた伝統的な工法を尊重しながらも、攻めの姿勢に溢れた構造が積極的に採用されており、確固たるオリジナリティを持っています。

長い歴史を持つ、「Morris」ギターは、モリダイラ楽器の保有するブランドとして幅広いラインナップで幅広いユーザーに愛用されています。

モーリス公式ページ

S.yairi S.ヤイリ

「K.yairi」に対し、「S.Yairi」は矢入楽器製作所(のちのK.yairi)創設の矢入儀一氏の弟である矢入貞夫氏が1938年(昭和13年)に設立したブランドです。

当時日本の多くの著名アーティストからも愛用されていましたが、1982年に倒産。その後2000年に2代目矢入寛氏の監修により復刻。

ある程度高いギターは寺田楽器製作所に委託し、初心者でも入手しやすいエントリークラスは中国で製造されています。

現在はキョーリツコーポレーションのブランドとして展開しています。

S.ヤイリページ

Takamineタカミネ

1959年に創業者が岐阜県坂下町(現中津川市坂下)で大曽根楽器製作所を開いたことから始まりました。1962年大曽根楽器は高峰楽器に社名変更し、さらにの3年後株式会社へと移行し、ギターの輸出も始まり徐々にギター専門のメーカーとなっていきました。

その後1970年半ば平出益郎氏により「Takamine」ブランドを設立、1978年以降本格的なエレアコの開発に着手しました。

当時としては極めて画期的なピックアップを開発し、1979年以降、海外で販売され多くの著名ミュージシャンが、タカミネを持ってアメリカの音楽メディアに次々と登場し、タカミネのブランド名は一気に広まりました。

その後、日本においても販売され日本の多くのギタリストもタカミネを使うようになりました。

アコースティック、エレアコ、ふたつの音の追求により、多くの人から愛されているブランドです。

タカミネ公式ページ

Yamahaヤマハ

ヤマハ公式サイト

明治時代に創業されたヤマハは、楽器事業部では日本のトップブランドです。主にはピアノブランドとして有名ですが、1963年に鉄弦使用のクラシックギターを開発し、1966年に国産フォークギター第1号とも呼ばれる銘器が発表された以来、日本のフォークブームを支えた数々のミュージシャンが愛用し、一気にヤマハギターが有名になりました。

何と言っても歴史が長いので、グレードの高い材料を安定して仕入れることができ、また加工精度も高く、価格を抑えたモデルであってもしっかり作られています。そのため、同じモデルならどれもほぼ同じサウンドが得られます。これはヤマハの技術の高さを物語っており、安定した供給がユーザーに安心感を与えてくれています。

ヤマハ公式サイト

Yamakiヤマキ

1960年代後半から1980年代後半まで活躍していたギターブランド。基本「合板ギター」で価格帯も安く、一時は人気だったようですが、フォークブームの終焉により、次第に姿を消していきました。

今でも中古市場で時折流通していますが、フォーク時代を生き、その時期に購入した思い出のギターとして今でも大切にメンテナンスして愛用しているファンも多いようです。

Yokoyamaヨコヤマ

数々の名器を生み出した元・モーリスギターのルシアー・横山 正氏が29年に及ぶ豊富な経験を経て立ち上げたオリジナル・アコースティック・ギター・Yokoyama Guitars。

横山氏は1975年モーリス楽器製造株式会社に入社し、それ以降ギター始め様々な楽器を製作し、そのクオリティの高さで知名度が広まっていきました。その後2005年モーリスを退社し、2006年、ギター工房を設立横山ブランドギターの製作を開始しました。

横山氏は木材の選定も自身の手で厳選したものだけを使用し、パーツや塗料に至るまで本人が納得できる素材のみを採用しています。ギター一本一本、それぞれの個体に合ったブレーシング加工をし、その木材が持つ最高のポテンシャルを発揮できるように製作されています。培われた確かな技術はさすがの一言です!

ヨコヤマギターfacebookページ

アコギメーカーおすすめまとめ

さてさてアコギメーカー30選を簡単にまとめてみました。

ですが、世の中にはまだまだ多くのアコギメーカーがあります。

ピアノや他の楽器と違って、ギター選びの旅がこんなにもワクワクするのは、何と言ってもこの選択肢の豊富さにあります。

確かに「ギターを弾く」と言っても、弾き語り、フィンガースタイルでハイテクニックを使う人 、フラットピックでブルーグラスやカントリーを弾く人など、

スタイルは様々で、ギターに求めるものがスタイルによっても違います。

そして各メーカーによって、それぞれ個性が違うわけで、このギター選びの旅はワクワクする反面、

これぞと言うギターに出会うのは簡単なのことではないのです。

結果として所持ギターが二本、三本と増えていくことになります。

しばらく弾かないギターの保管はどうしたらいいのかと言う疑問には以下のページでお答えしていますのでご参照ください。

>>ギター保管方法5選。よくあるトラブルを避けるには?

ギター選びには「ギターソムリエ」のような人が必要なのかもしれませんね。

自分がギターにあまり詳しくない、と思ったら、まずはギターに詳しい「ソムリエさん」を探して、アドバイスを求めるのがいいのかもしれません。

ギターに詳しいソムリエさんがどうか見つかりますように。そして、これぞ!と言えるギターに出会えますように。

さぁ、みんなでワクワクするギター選びの旅を続けましょう!

タイトルとURLをコピーしました